相手への関心度がわかるポイントとは?
第一印象の良さというのは、ほとんどの場合、目がポイントになる。
人と目が合ったときに微笑んだら、相手も笑顔で返してくれる。
笑顔で目を見ながら丁寧に話せば、感じがいいと言われることは間違いない。
頭を下げて挨拶をして頭を上げたとき、相手があなたと目を合わさずに、違う方向に向けていたら、どう思うだろうか?
あきらかに、相手はあなたに興味がないということが丸出しだ。
話している最中に、他のほうをちらっちらっと見るのも同じ印象を与える。
たとえ相手にそのような意図はなかったにしても、あなたは自分に興味がないと誤解してしまうはずだ。
そして相手に対して、「失敬な人だ」と思うだろう。
実際によくあるエピソードである。
人は、目でさまざまなものを認知する。
いわば、目はココロの窓だ。
手を伸ばさなくても、相手の幸福感、不快感、驚き、恐れ、怒り、そして悲しみの6種類すべての感情を目だけで理解できるのである。
目を見ることで、その人の自信のある・なし、相手が人とのコンタクトに慣れているか・慣れていないかがわかる。
また、目の奥の瞳を見ることで、相手があなたに関心・好意を抱いているかもわかる。
好意があれば、相手の瞳は劇的に大きくなっているから。
これは心理学のテストで多く実証されていることだ。
アイコンタクト
やはり、自力(メヂカラ)とはよく言ったもので、説得力を持たせるには、自力を示すアイコンタクトが欠かせない。
アイコンタクトというのは、いつも目を離しちゃいけないということではない。
それではあまりにも不自然である。
1対1で話す場合は、会っている時間(商談の時間)の半分ぐらいを目安にしていけば、いい結果につながる。
たとえば、5秒間相手に目を向けたら5秒間目をそらす、という流れでやればいい。
実際に自然なのは、10秒間見たら3秒間目をそらし、5秒間見たら2秒間そらす、というイメージだ。
大人数を前にしても同じことだ。
その場合には、話している時間の6割ぐらいを目安に、聴衆に対して目配りをすればいい。
1対1の場合、アイコンタクトが多すぎると逆に相手が疲れてしまうし、大人数の場合は人がいっぱいいるから、1対1よりも若干長めにしておかないと、全体に行き届かない。
まばたき
まばたきから2つのことがわかる。
緊張状態
緊張すると、どうしてもまばたきが多くなってしまう。
2004年アメリカ大統領選でのブッシュ大統領の、あのおどおどしたまばたきの多いシーンを覚えている人も多いだろう。
窮地に追い込まれたり自信がなかったりすると、自然に出てくるアクションだ。
したがって、話し相手がこのシグナルを出していれば、こちらは優勢に立つことができ、相手に対するいかなる仕掛けも可能になるチャンスである。
私はディベートの際、相手の「まばたきサイン」を1度として見逃したことはない。
あなたが劣勢に立たされていた場合には、一気に形勢逆転のチャンス到来だ。
逆に相手を説得したい場合には、相手を和ませなくてはいけないサインでもある。
そんなときは、空気を和ませる会話を間に入れるといい。
「どうぞ楽にしてください」
「緊張してませんか? 私も緊張しちゃいますよ」
というように。
話のペース
先ほど書いたように、まばたきは人の緊張状態を示す指標になるから、その緊張度合いに応じて、相手のまばたきは頻繁になる。
だから、相手のまばたきのリズムをメトロノーム代わりに、あなたは相手に合わせて、話をコントロールしていけばいい。
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