誰もがあなたの話に耳を傾けるコミュニケーションの秘訣
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困難な状況を自分のメリットに変えてしまうコミュニケーションの方法もある。
たとえば、「たぶん、私がうまく説明できていないんでしょう」とか「もうすこし明確にさせてください」と言ってあげればいいのだ。
こうすれば、誰のせいにすることなく、さらに説明を続けていくことができる。
つまり、あなたの意図ひとつで、それが自分の利益につながることもあれば、損失を生むこともある、ということなのだ。
あなたの意図が、相手を混乱させ、馬鹿にし、存在を小さくさせてしまうことだったり、自分よりとにかく下に扱おうということだとしたら、損害をこうむるのは、相手と、そしてあなたの両方なのだ。
それに成功したあなたは、勝ち誇った気持ちになれるかもしれないが、そのいっぽうで相手には、「あなたと一緒にいるとネガティブな気持ちになる」、という経験が刻まれてしまうわけだ。
これをあなたが何度も繰り返すほど、相手にはネガティブな感情がどんどんと蓄積されてしくことになる。
あなたが誰かに対して優越感を感じるということは、優越感を感じている陰で誰かが劣等感を感じているということなのだ。
もし誰もがあなたに対してネガティブな感情を持つようになったら、おそらくあなたに近寄ってくる人は、いずれひとりもいなくなってしまうことだろう。
これとは逆に、あなたの周囲にいる人たちみんなをリラックスさせてあげたり、自信を持たせたり、あなたが相手を認めていることを伝えてあげることができれば、相手とあなたとの間には素晴らしいコミュニケーションが成立するだろう。
また、このときには、なにかの非難や重圧を相手から取り除いてあげることが重要になる。
つまり、コミュニケーションで重要なのは、あなたが相手に対してどういうスタンスでのぞんでいるのか、その意図なのだ。
コミュニケーションでは、必ずしもあなたの言葉が正確に理解してもらえるわけではないし、また、相手の注意力があなたからそれてしまっている場合もある。
そんなときには、直後のひと言で、すぐに脱線しそうな軌道をもとに戻せるようになっておかなければならない。
たとえば、
「あなたはとても頭の切れるビジネスマンですね。
今までの業績をうかがっただけで、すぐに全体を把握いただける方なんだと私にもわかりましたよ。
ですから、たとえばこういった説明でしたら、より理解しやすくなると思うのですが……」
と言うのだ。
相手は、このひと言で、あなたの話により大きな関心を向けてくれるようになるのだ。
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